個人情報の取り扱い

ニュースでもたまに、ある会社から個人情報が流出したという報道を見ることがあります。通信販売では、やはり自分の名前や住所、電話番号や電子メールアドレスの他にも、クレジットカード番号を業者に伝える必要があることもあり、個人情報の取り扱いの面で心配になることがあります。
日本では社団法人通信販売協会という団体があります。その団体が通信販売における個人情報取り扱いのガイドラインをもうけています。その目的は以下の通りです。
本ガイドラインは、個人情報の保護に関する法律（以下「法」という。）及びその他の関係法令に基づき、社団法人日本通信販売協会（以下「当協会」という。）の会員社が行う通信販売事業における個人情報の適切な取扱いの確保に関する活動を支援する具体的な指針として定めたものであり、個人情報の有用性に配慮するとともに、個人の権利利益を保護することにより、通信販売事業の健全な発展に寄与することを目的とする。
(社団法人日本通信販売協会、協会ガイドライン参照)
https://www.jadma.org/abouts/glinfoprotection/
このガイドラインは、この協会の会員に基本的に適用されますが、会員以外でもこのガイドラインを用いることができると定められており、通信販売会社各社はこのガイドラインにそって個人情報を取り扱うよう努めています。
最近では、通信手段も発達し個人情報の取り扱いもかなり厳重にされていますが、それでも完全に漏えいを防ぐことは難しいのが現状です。ですから、個人情報の取り扱いについて、大抵の通信販売業者は規定を設けていますので、そうした規定を確認したうえで個人情報を伝えるべきと言えるでしょう。